スポンサー広告

スポンサーサイト

 ←22(Twenty-Two) 【ルール】 →Kazekami Kyoko Kills Kublai Khan 【ルール】
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



記事一覧  3kaku_s_L.png 未分類
記事一覧  3kaku_s_L.png 伝統トランプ
記事一覧  3kaku_s_L.png 創作トランプ
記事一覧  3kaku_s_L.png 創作ドミノ
記事一覧  3kaku_s_L.png その他
  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit

ストーリーテリング

THE BELIEVERS 【ルール】

 ←22(Twenty-Two) 【ルール】 →Kazekami Kyoko Kills Kublai Khan 【ルール】
 ゲームには本当に様々なものがあるのですが、その中にはお話を語ったり、作ったりすることが基本となっている、普段はあまりゲームに触れることのない人にはちょっと不思議に思われるようなテーマ、仕組みのものもあります。
 一概にこう、とは言い切れないのですが、英語圏のWebサイト等で「ストーリーゲーム(story game)」という呼称を見かけた場合、その対象となっている個々のゲームは、

・参加者のコミュニケーション
・即興劇のような、ちょっとした演技や役割分担
・物語を語り合う、その場で作り出す

 といったことが主眼になっていて、よくあるプレイヤー間の勝敗や、協力しての目的達成/失敗といったことには重きを置いていないタイトルだったりします。
(※もちろん例外もあります。例えばカードゲーム『ワンス・アポン・ア・タイム』はカードを出しながらおとぎ話を語っていくものですが、ルール通りに手札の中の「めでたしめでたし」カードを出して物語を終了させたプレイヤーの勝利、と明確に勝敗が決するようになっています)

 そうしたストーリーゲームの一つの潮流に「ノルウェジャン・スタイル(Norwegian Style)」とか「ロールプレイング(ゲーム)・ポエム」なるジャンルがあります。
 これは、おおよそのところテーブルトークロールプレイングゲーム(TRPG)の派生系なのですが、極めて分量の少ないルールと参加者のイマジネーションでストーリーテリングを楽しむ、というミニゲームの集まりです。
「ノルウェジャン」というのは、この種のゲームを提唱するプロジェクトが、ノルウェーのデザイナー、ゲーマーたちによって盛んに行われているためですね。Norwegian Styleはそのプロジェクトのブログ、そして2008年に出版されたゲーム集のタイトルでもあります。

 ブログ“Norwegian Style”→http://norwegianstyle.wordpress.com/

 もう一方の「ロールプレイング・ポエム」は同時期に、やはり同様のミニマルな方向性のゲームを模索していた英語圏の(あるいはよりインターナショナルな)デザイナーやゲーマーからの、北欧側へのアンサーともいえる存在です。現在ではどちらもほぼ同じ内容を持つ概念とみてよいでしょう。このブログでは、特に問題を感じなければ、国名を名称に伴わない広範な印象のある「ロールプレイング・ポエム」の呼称を主に使いたいと思います。

 では、どんなゲームがそこに含まれるのかというと、いちおうの定義としては、

・1プレイ15分程度から
・事前準備はたいてい不要
・必要なのは紙やペン、ダイスなどちょっとした小道具だけ
・特定のテーマや感情等、限定されたシチュエーションを扱う


 と紹介されています。
 これだけでは何が何やら、ですね。そこで用意した実例が、今回紹介するゲーム『ビリーバーズ(THE BELIEVERS)』です。以下にPDFで貼り付けておきました。
 和訳するにあたり、英語原文はジェイソン・モーニングスター(Jason Morningstar)氏がPDFにリフォーマットし、Story.comのフォーラムで公開したファイルを参照しています。

 Story.comフォーラムのスレッド[The Believers] 15-minute UFO-contactee game→http://www.story-games.com/forums/discussion/7187/x
(※ページ中ほどのジェイソン氏のポストにある「Here's a .pdf」をクリック)


■『ビリーバーズ』ルールシート

The believers訳


 ルールはたった紙一枚。必要な物はメモ用紙と筆記用具くらいでしょうか。

 この『ビリーバーズ』は、先に紹介した「ノルウェジャン・スタイル」の仕掛け人の一人、マティアス・ホルター(Matthijs Holter)氏が開催したゲームデザイン・コンペティション「The Role-playing Poem Challenge」で次点となっています(優勝はジャクソク・テグ氏の『HOUSEBREAKER』)。
 また、作者のクリス・ベネット氏にルールのリフォーマットを申し出ているモーニングスター氏は、『フィアスコ(Fiasco)』という市販ストーリーゲームのヒット作のデザイナーだったりします。このように、インディー系TRPGやストーリーゲームのデザイナー同士は交流が盛んなようです。

 これってゲームなの? と『ビリーバーズ』のルールを見て驚かれる方もいらっしゃることでしょう。
 勝者も敗者もなく、達成すべき目標もありません。プレイヤーはUFOビリーバーに扮し、語り、待ちに待ったUFO到来はいかなる展開と結果を見せたのかを協力して描き出す……その過程を楽しむことがすべてです。
 最終段階で、参加者全員が手を前に差し伸べて、UFOに乗り宇宙人とともに旅立つか、地上に残るかをそれぞれ决定するアクションは、なんとも珍妙な儀式のようでもあります。

 しかし、この広い世界では、これもまた“ゲーム”である――面白いと思いませんか?
 僕はけっこう、こういうのも好きです(笑)。UFOコンタクティー、ビリーバーという題材も好みですしね。
 競技性とはほど遠い、どちらかといえばレクリエーションに分類されそうなものですが、ストーリーを語ることやその楽しみ、プレイヤー間のインタラクションといったことについて考えさせられたりもします。

 今後も、この種で何か面白そうなものがあれば、トランプゲーム等と並んで紹介していきたいと思っています。
スポンサーサイト



記事一覧  3kaku_s_L.png 未分類
記事一覧  3kaku_s_L.png 伝統トランプ
記事一覧  3kaku_s_L.png 創作トランプ
記事一覧  3kaku_s_L.png 創作ドミノ
記事一覧  3kaku_s_L.png その他

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

【22(Twenty-Two) 【ルール】】へ  【Kazekami Kyoko Kills Kublai Khan 【ルール】】へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。