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創作ドミノ

Necropolis 【ルール】

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 世界中で広く支持されているドミノゲームは、残念ながら日本国内ではドミノ牌がどこでも売られているわけではないこともあり、その認知度はいささか低いもののようです。
 しかしヨーロッパでは長きに渡って愛好されてきた歴史があり、その文化が伝わった南米ではその国に根ざしたゲームの公式戦が行われるほど人気があります。トランプ同様、ドミノゲームのルールは多岐にわたり、小さなバリエーションも含めれば膨大な数です。遊ばれているルールは伝統的なものが中心ですが、ゲームデザイナーによる近年の新作も発表されていて、そこもトランプと似ていると言えなくもありません。

『Necropolis(ネクロポリス)』はアメリカのアブストラクトゲームデザイナー、レイ・アリセア(Rey Alicea)氏が2013年8月に公開した新作ドミノゲームです。
 作者はゲームシステムの分類を「ドロー(draw)ゲーム」としていますが、その様相は、伝統的なドミノのドローゲームとはずいぶん印象の異なるもので、なかなか面白そうです。氏のブログ記事には「プロトタイプ(Prototype board game)」とラベリングされており、ゲームの完成度はいかほどか、と少々気にはなるものの、ルールを読んでも大きく破綻した部分はなく、手軽に楽しめそうなので紹介してみます。
 アリセア氏のブログ『Ludo Soup Games』の記事を参考にします。

Ludo Soup Gamesの記事はこちら→http://www.ludosoup.com/2013/08/necropolis-domino-game-for-2-players.html


【ゲームの概要/勝利条件】
 プレイヤーは裏向きに積まれたドミノ牌の山(=ネクロポリス)から牌を引き、各人はその引いた牌で自分の前に表向きの列(=墓地)を作っていくことがプレイの基本です。
 引いた牌が列に置けるかどうかにはルールがあります。置くことのできない牌を一時的に手元に持っておくこともできますが、ゲーム終了時にそのように置けずに持っていた牌の目の数だけマイナス点のスコアがつくので、上手に表向き牌の列を作り、持ったままの牌をできるだけ少なくしなくてはなりません
 ゲームはそのマイナス点(失点)が少ないプレイヤーの勝利となります。

【プレイ人数】
 2人

【使用する道具】
 W(ダブル)6ドミノ、1セット。
 ドミノには牌に打たれた目の数の最大値によって種類があり、このゲームで使うのは上下に6個、計12個の目が打たれた牌が最大のW6ドミノを使用します。これの1セットには牌が28枚入っており、それらすべてを用います。

【ゲームの準備】
 テーブルなど場を挟んで対戦者同士が向き合って席についたら、28枚の牌すべてを裏向きによくかき混ぜ、牌の表がわからないように裏向きのまま場の中央に適当に積んだ山にします。
 ゲームでは、この牌の山を〈ネクロポリス(necropolis、死の都)〉と呼びます。

 次にじゃんけんなど任意の方法でプレイの先攻・後攻を決め、先攻のプレイヤーが〈ネクロポリス〉から牌を1枚引き、自分の前に表向きに置きます。続けて後攻のプレイヤーも同様に1枚引いて、表向きに自分の前に置きます。
 プレイヤーそれぞれが自分の前に表向きに置く牌は、この最初の1枚から始まってプレイ中に増えて列となり、その列を〈墓地(grave site)〉と呼びます。
 こうして両者の前に〈墓地〉最初の1枚のある状態になったら、プレイ開始です。

【プレイ】
 先攻プレイヤーから手番になり、以降は先攻・後攻交互に手番が移ります。
 手番のプレイヤーは以下の1~5のどれか1つを選んでプレイします。

1.牌を引いて〈墓地〉に加える
 プレイヤーは〈ネクロポリス〉から牌を1枚引いて、可能なら自分の〈墓地〉の列に表向きで並べ追加します。〈墓地〉に引いた牌が並べられるかどうかは、以下の【〈墓地〉列の規則】の項を参照し、そのルールに従ってください。

2.引いた牌を〈マスタバ〉に加える
 上記1.と同じく〈ネクロポリス〉から牌を引き、その牌を〈墓地〉に並べることができない、あるいは可能ではあるがそうしたくない場合は、表側を対戦相手に見られないように裏向きのまま〈墓地〉のそばに置いておき、何個でも取っておくことができます。
 このように裏向きでキープしておく牌と、その集まりを〈マスタバ(mastabas、古代エジプトにおける貴人の墳墓)〉と呼びます。

3.〈マスタバ〉の牌を〈墓地〉に加える
 手番プレイヤーは自分の〈マスタバ〉にある牌から1枚を選んで〈墓地〉の列に表向きに並べます。
 もちろん〈墓地〉に加えるには【〈墓地〉列の規則】に則っていなくてはなりません。

4.〈墓地〉を作りなおす
 手番プレイヤーは今並んでいる自分の〈墓地〉の牌をすべて裏向きにして捨て、他の牌と混ざらないように場の隅にどかします。
 そして〈ネクロポリス〉から1枚引くか、自分の〈マスタバ〉から1枚を選んで表向きで自分の前に置き、新たな〈墓地〉作りをそこから始めます。

5.〈マスタバ〉と〈ネクロポリス〉の牌を交換する
 自分の〈マスタバ〉から1枚選んで〈ネクロポリス〉に戻し、代わりに別の1枚を〈ネクロポリス〉から引いて、〈マスタバ〉に加えます。

 以上のどれかを1つを実行し終えたら、対戦相手に手番が移ります。

※原文に明記はされていませんでしたが、自分の〈マスタバ〉にある牌の表側を暗記する必要はなく、いつでも確認してかまわないと思われます。

※5.の交換は〈マスタバ〉から戻すのが先か、〈ネクロポリス〉から引くのが先か書かれていませんでした。いちおうここでは上のようなルールにしておきます。


【〈墓地〉列の規則】
 W6ドミノの牌はサイコロ2つを上下にくっつけたように目が表示されています。〈墓地〉には自分から見て縦長に牌を置き、その左右に新たな牌を置いてつなげ、列を作ります。
 列に並べることができるのは、つなげる牌と上下の目数のどちらかが同じ牌でなければなりません。上か下の同じ目が揃うように並べてください。
 新たな牌をつなげるのは列の右端、左端どちらの牌に対してでもかまいません。並べて置く牌の上下は、ここで説明した規則通りになるように置く前に好きに入れ替えられますが、すでに列に置かれた牌の上下は入れ替えられませんし、列の順序を変えることもできません。

g3304.png

※Ludo Soup Gamesの参考図。〈墓地〉は牌4枚の列で、ここに新たに加えられるのは左端には上下のどちらかがブランク(無地、目無し)の牌、あるいは右端に上下のどちらかが1もしくは2の目の牌。

【ゲームの終了】
 場の〈ネクロポリス〉が1枚もなくなるか、どちらのプレイヤーもこれ以上は〈墓地〉に牌を加えることは不可能だと両者がともに認め合意すると、そこでゲームは終了です。

 プレイヤーはそれぞれ、自分の〈マスタバ〉に残った牌の目の数を合計します。
 そしてそれに、自分の〈墓地〉列の最初の1枚の目の数+1をさらに足します(※ここで言う最初の1枚とは、プレイ中に〈墓地〉を作りなおすこともあるので、ゲーム終了時にできている〈墓地〉列の最初の1枚だということに注意)。
 これが各プレイヤーのスコアになります。

 スコア=〈マスタバ〉の目の合計+〈墓地〉の最初の1枚の目+1

 より少ないスコアのプレイヤーの勝利です。


 このゲームはよくあるドミノゲームのように場に長く、あるいは放射状に牌をつなぐことがないので、テーブル面積が厳しい環境でも遊びやすいというメリットがあります。山から牌を引くということで作者はドローゲームと分類したのでしょうが、通常のドローゲームのように最初に配られる手牌はなく、〈墓地〉開始の1枚から各自が別の列を伸ばし、途中で最初からやり直せる等、独特です。

 タイトルとテーマは古代遺跡と墓、打ち捨てられた廃都=ネクロポリスから死者の痕跡(牌)を掘り出しては、丁寧に墓に葬ってやるという、なにやら「おくりびと」のようでもあります(笑)。
 これは作者のこれまでに発表したゲームもまた古代の遺跡や文化を題材にしたものが多く、その中に三途の川の渡守カロンの伝説がテーマのカードゲームも見られるあたり、アリシア氏個人の趣味・興味の現れなのかもしれません。

 作者・アリセア氏は彼個人名義のブログを見ると、アーティストとしてグラフティライクな流れるような線の素敵なスケッチや、コミックヒーローの躍動感あるイラストをアップしています。
 BGG等ではアブストラクトゲームデザイナーとクレジットしている彼ですが、ひょっとすると本業は絵のほうなのかな? と思ったりします。

 レイ・アリセア氏のブログはこちら→http://reyalicea.blogspot.jp/
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~ Comment ~

NoTitle 

ドミノ<span style="background-color:#FFFF00;">ゲーム</span>のルール紹介とは、ありがたいです。

NoTitle 

面白さに定評のある伝統的なもののルールは、僕よりずっとドミノに詳しい方々がWeb上でも紹介してくださっているので、デザイナー創作ゲームからチョイスしてみました。一回のプレイはさっと終わり、運の要素も強めなので、スタートプレイヤーを交互に入れ替えたりしつつ、先にスコア50点以上になったほうが負け、といった感じにすると良いと思われます。
管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

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