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伝統トランプ

1234 【ルール】

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 タイ王国は長く独立を保ってきた風土のためか、周辺諸国に比べると独自文化が(もちろんそれらの多くに、古代から中国大陸文化等の影響があるにせよ)色濃く残っている気がします。
 ベトナムなどでは西洋チェスの流入に押されてほぼ消滅してしまったと聞く、その国独自の将棋も、タイでは「マックルック(マークルック)」として命脈を保っているそうで、このタイ将棋こそ日本の将棋の源流(の1つ)とみなす研究者もいらっしゃるようです。

 しかし、そんなタイでもマックルックの指し手は減少傾向で、過去に中国から流れてきて定着していた銭牌系の伝統カードゲーム、ギャンブルも、今ではトランプのゲームに取って代わられている、と資料にありました。
 もちろん、それよりなにより、首都バンコクなど都会ではテレビゲームはもちろんのこと、『UNO』もあるし『マジック:ザ・ギャザリング』や『遊戯王』、最新のトレーディングカードゲームも人気ということですから、ことゲームに関しては、日本とあまり変わりがないのかもしれません。 

 では、そんなタイに独特なトランプゲームは何かないだろうか? と思い、例によってpagat.comの国別分類でタイ王国のページを眺めていると、目についたのが『1234』というゲームです。現地の読みだと「ヌン・ソーン・サーム・シィー」でしょうか?
 この『1234』、pagatではページ立てがなく、タイのカードゲーム事情を記した中に、十数行でルールが説明されているだけです。細則は不明、Web検索であたろうにも、まま数字がタイトルなので容易には情報が得られず、ファミリーゲームなのかギャンブルなのか、どこでどのように遊ばれているのかもいっこうにわかりません。

 そこで、情報収集もかねて、ここでわかる範囲のルールに僕自身の推定を加えた上で、とりあえず紹介してみたいと思います。
 原理はとても単純なので、これだけでもプレイは可能なはずです。
 それに、どこかで見たことがあるような、ないような…なかなか興味をそそられるシステムで、これに近いゲームが他にもあるのか、それも知りたいところです。

 pagat.comの「Card games in Thailand」のページはこちら→http://www.pagat.com/national/thailand.html


【ゲームの概要/勝利条件】
 このゲームでは、各プレイヤーは最大5枚の手札を持ち、ルールに従って手番毎に場に出していきます。手札は毎回補充されますが、もしルール通りに手札を出すことができなくなると、ゲームから脱落してしまいます。
 他のプレイヤーが脱落して、最後の1人になったら、そのプレイヤーの勝利です。

【プレイ人数】
 2~5人
(※原文に記述なし。開始時にある程度は山札の枚数があったほうがいいのでは? と推測してこの人数にしてみました)

【使用する道具】
 ジョーカーを抜いた通常のトランプ1組(52枚)

【カードごとのランク】
『1234』では、各カードに描かれたランク(数)が重要です。
 2~10のカードはそのままその数字、Aは1、Jは11、Qは12、Kは13と数えます。

【ゲームの準備】
 全員が場(テーブルなど)を囲むように(2人プレイなら場を挟んで対面に)着席したら、適当な方法でディーラーを決めます。
 ディーラーはトランプ1組を裏向きでよくシャッフルし、全員に5枚ずつ手札を配ります。配り終えたら最後にもう1枚を、スタートカードとして表向きに場に出します。
 残りのカードはそのまま裏向きの山札として場に置き、プレイ開始です。

【ゲームの進行手順】
 一番最初に手番となるのは2人プレイならディーラーではないほう、3人以上ならディーラーの右隣の人です。
 以降、手番は右隣へと反時計回りに移っていきます。2人なら交互に手番が移ります。

 手番のプレイヤーは「プレイ」か「パス」かを選び、手札から何枚かのカードを場に出します(※このゲームのパスは、特殊な組み合わせで数枚のカードを出すことで、順番を飛ばすことではありません)。
 もしプレイもパスも不可能で、場にカードを出せなかったら、そのプレイヤーはドロップアウト(脱落)してゲームから抜け、1ゲーム終了までもう参加できなくなります。ドロップアウトしたプレイヤーの手番は飛ばされ、ゲームは続きます。

1.プレイ
 このゲームで基本となるカードの出し方です。
 まず最初に、手番プレイヤーがプレイする時は、手札から出すカードのランクの合計値が、スタートカード(場に表向きに置かれた1枚)のランクより1~4大きくなければなりません。
 同数値以下や、5以上大きくなるようなカード、または複数のカードの組み合わせは不可です。

 いったん誰かがプレイした以降は「最後にプレイされた数より1~4大きなランクのカード、もしくは合計値がそのようになる複数のカード」をプレイすることになります。つまり手番が次から次へと移るうちに、だんだんとプレイ可能な数値は上がっていくのです。

例)スタートカードは10。これにQ(12)のカードをプレイすると、次にプレイしようとするプレイヤーは13~16の数値を手札から出す必要があります。そこで3と6と5の3枚を出すと合計は14なので、この組み合わせはOKです。さらに続くプレイでは15~18の合計値を持つカードの組み合わせが必要になります。

2.パス
 スタートカードのランクや、直前のプレイで提示された数にかかわらず、以下の組み合わせのカードであれば、出すことができます。

・Aのカード1枚
・同ランクの数字札(A~10)2枚に絵札(J、Q、K)を1枚合わせた計3枚
・3枚の同スート()札(※数字札と絵札、どちらでも、混在してもOK)
・3枚の同ランク札(※数字札と絵札、どちらもOK)
・同ランクの数字札(A~10)2枚を2つで計4枚(※3と3に5と5等。絵札は不可)


 手番でパスした場合、プレイに必要な数値に変更はなく、そのまま次のプレイヤーに手番が移ります。

3.ドロップアウト
 手番にプレイもパスもできない時は、手札をすべて裏向きに自分の前に置き、ドロップアウト(脱落)します。
 この状態になったプレイヤーは負けで、以降は終了まで手番は飛ばされ、回ってくることはありません。

4.手札の補充
 プレイ、もしくはパスでカードを場に出した手番プレイヤーは、最後に山札から3枚引いて手札を補充します。
 ただし、手札の上限は5枚ですので、3枚引くとそれを超えるようなら、それを超えないように1枚、もしくは2枚引いて手札を5枚にします。

5.手番の移動
 手番プレイヤーがプレイかパスして手札を補充、もしくはドロップアウトしたら、次のプレイヤーに手番が移ります。

【ゲームの終了】
 ゲームが終わるのは以下のどちらかの時です。

1.一人残してドロップアウト
 各プレイヤーがドロップアウトしていき、最後の一人になったらそこで終了です。最後まで残ったこのプレイヤーが勝者になります。

2.山札がなくなった
 手札の補充で山札がなくなったら、そこで即座に終了します。
 ドロップアウトしていない、残っているプレイヤーの中で、最も大きなランクのカードを持っているプレイヤーが勝者になります。
(※同点首位が複数いる場合は、手札の中で二番目に大きなカード、それでも同点がいるなら三番目…と比べて決めるとよいでしょう)

【ゲームの継続と得点計算】
 ルールの原文には「次にゲームを始める時は前回の勝者がディーラーになる」と明記されています。しかし、そのように繰り返しゲームをする時に用いられる、累計スコアの付け方や、得点のやりとりについては一切触れられていません。
 そこで、以下に想定される得点の付け方を提案しておきます。

1.勝者にプラス点
 勝者以外のプレイヤーは終了時の手札(ドロップアウトしていたら前に伏せていたもの)のランクを合計します。
 勝者はそのすべての合計を自分の得点とします。

 最初に決めていた回数のゲームを繰り返して、最も高い得点の人が最終的な勝者、あるいは目標点をあらかじめ決めておき、一番最初に累計得点が目標に達した人が勝者になります。


2.敗者にマイナス点
 勝者以外の各プレイヤーが手札のランクを合計するのは上と同じです。
 そしてその合計値を各プレイヤーの失点としてメモします。

 こちらもあらかじめ何回ゲームするかを決めておき、もっとも累計で失点の少ない人を勝者とするか、誰かが基準の累計失点に達した時に、やはりもっとも失点の少ない人を勝者とするかにすればよいでしょう。

3.持ち点をやりとりする
 あらかじめチップやおはじきなどで、全員が同点数を持ってゲームを開始します。
 1ゲームごとに、敗者は勝者に終了時の手札のランクの合計値を勝者に対して持ち点から出して支払います。

 この場合は誰かが破産した(持ち点がなくなった)時点で終わりにしてもいいですし、上の2つと同様に先にゲーム回数を決めておいてもよいでしょう。いずれにしても、終わった時にもっとも持ち点の多い人が勝者です。


 実際にプレイしないことには確定できませんが、この『1234』は単純ながら面白いゲームな感じがします。
 想像するに、これはテンポの早いギャンブルゲームではないでしょうか?
 それが正解だとすると、何ゲームも繰り返す場合の得点計算は「3.持ち点をやりとりする」で提案したようなやり方ではないかと思われます。敗者が失点分を勝者に支払うかたちですね。

 とはいえ、それはあくまで僕の勘に過ぎませんから、実は家族や子供同士で遊ぶファミリーゲームだったりするのかもしれません(笑)。
 もしこのタイのトランプゲームについて情報をお持ちの方がおられましたら、ぜひご教授いただけると幸いです。
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